法律Q&A
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知人の依頼で会社の持分の一部を譲り受けることになり、株式譲渡を進めることになった。互いに信頼関係があるため口頭のみの合意でよいか悩んだが、後に紛争が生じ得るという話を聞き、契約書を作成しようとしている。株式譲渡契約書にはどのような内容を必ず含めるべきか、また抜け落ちると問題になり得る項目は何かを知りたい。
株式譲渡
回答
公開日:
著者 : キム・グクイル
株式譲渡契約書は、取引条件と責任範囲を明確に定めなければ、後の紛争につながり得るため、核心的な項目を必ず含めなければならない。
株式譲渡は株主としての権利と地位が移転される取引であるため、契約書の内容が極めて重要である。
したがって、株式譲渡契約書には次のような内容を段階的に含めなければならない。
① 当事者及び株式の内容の明示
譲渡人と譲受人の人的事項、対象会社、株式数、持分比率等を明確に記載しなければならない。
どの株式が移転されるのかが特定されなければ、契約自体が不明確になり得る。
② 譲受渡代金及び支払条件
株式譲渡において最も重要な部分であり、金額のみならず支払時期、方法(口座振込等)、分割払の有無まで具体的に定めなければならない。
③ 表明及び保証条項
譲渡人が当該株式の適法な所有者であることを保証し、会社に隠れた債務や法的問題がないかについての責任範囲を定める内容である。
④ 責任及び損害賠償条項
契約内容と異なる事実が発見された場合、責任をどのように負担するか、損害賠償の範囲をどのように定めるかを明示しなければならない。
⑤ 株式移転の手続及び時点
株式譲渡がいつ完了するのか、株主名簿の変更や名義移転の手続をどのように進めるのかを定めなければならない。
株式譲渡契約書は、今後の紛争発生時に基準となる核心的な文書であり、表明・保証や責任条項が欠落した場合、予期しない債務や法的問題まで負担することになり得るため、留意しなければならない。
また、この他にも秘密保持条項、先行条件等を設定しなければならないため、慎重な対応が必要である。
したがって、株式譲渡を進める場合には、取引条件を明確に整理し契約書に反映することが肝要であり、構造が複雑であったり金額が大きい場合には、事前に法律検討を通じて契約内容を点検することが必要である。

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