2026-07-01

「集団性犯罪事件」釜山高裁「少年、量刑引き上げに限界」
触法少年の割合、5年で2.2倍増加・再犯率は成人の3倍
政府が触法少年の年齢を満13歳に引き下げる案を推進する中、処罰強化と矯正・矯化の間のバランスをめぐる議論が高まっている。釜山の教育界と法曹界、専門家らは年齢引き下げの必要性には共感しつつも、予防・矯正システムの補完を並行すべきだと口をそろえた。
30日、ニュース1の取材を総合すると、最近、性平等家族部と法務部は触法少年の年齢基準を条件付きで引き下げる政府勧告案を調整中だ。殺人・性犯罪など重大犯罪を犯した場合に刑事処罰を受けない基準を、現行の満14歳未満から満13歳未満に調整する案である。
釜山でも少年凶悪犯罪をめぐる社会的議論が続いている。釜山高裁刑事第2部(パク・ウンサム裁判長)は去る24日、同年代の生徒を対象にした集団性犯罪事件の控訴審で、主犯である少年犯2人の量刑を原審より引き上げた。
裁判部は、被害者が事件後に転校と自主退学を経て現在まで精神科治療を受けていると言及し、「『チャム教育』というドラマが思い浮かぶ。被害者ではなく加害者が転校すべきだったのではないか」と指摘した。
続けて「被告人らが少年であるという点が、量刑を画期的に引き上げるには限界があった」と述べた。
法務部によると、少年保護観察対象者のうち触法少年の割合は2020年の5.2%から2024年の10.6%へと、5年で2.2倍増加した。少年院生のうち触法少年の割合も同期間に3.1%から6.1%へと2.9倍増えた。少年保護観察対象者の再犯率は成人の約3倍にあたる12~13%の水準と集計された。
釜山の教育界も、処罰強化だけでは少年犯罪を減らすのは難しいとし、予防中心の政策を併せて推進すべきだという立場を示した。
釜山教師労組は論評を出し、「国民が触法少年の年齢引き下げを求める理由は、国家の機能不在と教育当局の見せかけ行政に対する不信のためだ」と主張した。
続けて△予防と矯正・矯化への大規模な投資△学校内の危機的生徒の早期発見△保護観察の強化△少年院と少年分類審査院の治療・教育機能の拡大などを併せて推進すべきだと強調した。
専門家らは処罰強化の必要性には共感しつつも、根本的な解決策は矯正システムの強化にあると見た。
チョン・ソンギュ韓国心理科学センター理事は、メディアの発達などで青少年犯罪の様相が変わっただけに、触法少年年齢の一部引き下げは現実を反映した代案になり得ると評価した。
ただし「少年犯罪は未成熟な心理と社会的環境などが複合的に作用するだけに、処罰だけでは限界がある」とし、「オーダーメイド型の教育と再犯予防プログラム、保護観察制度など矯正システムの強化を並行すべきだ」と提言した。
学校暴力事件を主に担当してきたキム・デウォン法務法人テリュン弁護士は、重大犯罪に限った触法少年年齢の引き下げは、変化した社会環境を反映した制度改善として一定部分の実効性があると見た。
そのうえで、少年司法は再社会化を優先する制度であるだけに基本の趣旨は維持されるべきだとし、「処罰強化と予防・矯正は共に推進すべき課題だ」と述べた。
続けて「学校暴力予防教育と相談、人格教育を強化し、保護者と学校、地域社会が共に参加する予防システムを構築してこそ、長期的に再犯防止と国民の安全確保に役立つだろう」と付け加えた。
パク・ソヒョン記者 (wiseh@news1.kr)
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「触法少年の年齢引き下げ」…「処罰だけでは限界、予防・矯化を並行すべき」 (リンクへ)
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