2026-06-16

面識のない高校生についていき抱き寄せた容疑を受ける
検察「誘引などわいせつの意図はなく、接触も断定しにくい」
バスの中で女子高生に強制わいせつ行為をした容疑で告訴された50代男性に対し、検察が不起訴処分を下した。
ソウル西部地方検察庁は先月12日、児童・青少年の性保護に関する法律違反(強制わいせつ)容疑で送致された50代男性A氏について、証拠不十分で嫌疑なし処分を下した。
A氏は3月、10代のB嬢に近づいて現金と連絡先を渡し、同じバスに乗車して下車する過程でB嬢の肩の部分を抱き寄せた容疑を受けた。
一方、A氏は容疑を否認した。寒い天気に薄い上着を着ていたB嬢が、家庭の事情が厳しい学生ではないかと気の毒に思い善意を施したのだと主張した。また、バスから降りるとき「早く降りて」という意味で背中を軽く押しただけで、わいせつの故意は全くなかったと反論した。
検察はA氏の主張を受け入れた。事件当日、夜間の気温が氷点下に近かったが、被害者がパディングやコートではなくジャンパーを着ていて非常に寒そうに見えた可能性があるという点が認められた。決定的に、バス内部のCCTV映像を確認した結果、B嬢の主張とは異なり、肩を抱いたり引っ張っていこうとする場面はなく、無意識に背中を押す場面だけが確認され、A氏の供述に信憑性があると判断した。
また検察は、A氏が帰宅直後に配偶者に「娘のように見える学生に5万ウォンをあげた」と話し、配偶者もこれを称賛した状況などを考慮すると、A氏が性的な誘引やわいせつの意図をもって身体接触をしたと断定するのは難しいと見た。
一方、A氏を代理した法務法人(ローファーム)大輪のキム・イヌォン弁護士は「性犯罪事件では、断片的な被害者の供述や身体接触の有無だけでなく、行為に至った具体的な経緯や客観的な状況を総合的に判断しなければならない」とし、「事件当時の天気の記録、CCTV映像、事件直後の家族との会話など、善意を立証できる状況証拠を体系的に再構成して積極的に疎明した結果、良い結果を導き出すことができた」と述べた。jckim99@sportsseoul.com
キム・ジョンチョル記者
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「寒いだろうからお金をあげる…」バスで女子高生にわいせつ行為をした50代男性「嫌疑なし」 (リンク)
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