2026-06-25

AIを通じた未来のローファームの青写真を提示
-パク・ドンイル・チョン・チャヌ 法務法人(有限)大輪 代表弁護士インタビュー
国内のローファーム業界の視線が一斉にリーガルテック(Legal Tech)に向かっている。膨大な判例と法令を分析し書面を作成する伝統的な方式から脱し、AI(人工知能)とビッグデータを結合して業務効率を極大化することが、ローファームの核心的な競争力として浮上したためだ。このような流れの中で、独自のリーガルテックのエコシステムを構築し、法律サービスの新たな話題を提示している法務法人大輪の歩みが注目されている。大輪ソウル汝矣島の主事務所でパク・ドンイル・チョン・チャヌ代表弁護士に会い、今後の方向性について尋ねた。
パク・ドンイル代表弁護士は、現在の法律市場を激変期と診断し、リーガルテックの導入は依頼人に最高レベルの結果を提供するための必然的な選択だと強調した。パク代表弁護士は"数万件の判例を分析し、書面の骨組みを作る過程で消耗されていた物理的な時間を短縮することが1次的な目標"とし、"これを通じて確保した時間とエネルギーをひとえに法理的な判断に注がせることが、大輪が追求する専門性の方向性"と説明した。
大輪はこのような哲学を実務の現場に具現するため、自社開発した'AI大輪'を導入し昨年から使用している。このプログラムは、大輪が過去10数年間蓄積してきた数万件の勝訴事例と訴訟データをディープラーニング技術で学習させたカスタム人工知能だ。複雑な事実関係の中で有利な争点を抽出し、類似の下級審判例を素早く探し出すことはもちろん、膨大な証拠の要約と交差検証を遂行する実務の助力者の役割を果たす。
さらに大輪は、自社構築した業務支援プログラム'ロマンスロ'を通じて、内部業務革新の完成度を高めた。市中に発売された汎用プログラムの限界を克服し、効率的な法律実務環境を具現するための次世代の法律業務ソリューションだ。AI秘書が搭載されており、弁護士たちが事件の期日管理、事件記録の統合など業務全般にわたってリアルタイムで報告を受けることができる。AIが個人秘書のように訴訟実務を細かく補助することで、弁護士たちの業務の疲労度を相殺してくれるというのがパク弁護士の説明だ。
このような大輪の技術的革新は、内部の効率性だけにとどまらず、法律サービスの敷居を下げる方向に拡張されている。昨年末に発売した依頼人専用のコミュニケーションアプリケーション'マイ大輪'がその例だ。依頼人はこれを通じて、本人の事件の進行経過、期日案内、書面の提出の有無などをスマートフォンでリアルタイムで確認し、事件全般の状況を透明に共有してもらうことができる。
このように大輪が外部プラットフォームに依存する代わりに、莫大な費用を甘受して独自の技術エコシステムの構築に力を注ぐ背景について、チョン・チャヌ代表弁護士は"徹底した顧客データの保護と揺るぎないサービスの提供のためだ"と述べた。チョン代表弁護士は"外部プラットフォームに依存した場合、顧客の敏感な法律データが外部に流出するリスクが存在し、ローファーム固有の哲学をシステムに完全に盛り込むことが難しい"とし、"大輪ならではの独立した技術インフラを構築することで、外部の論争や規制リスクに揺るがされず、依頼人の権益保護だけに集中できる基盤を整えた"と指摘した。
技術の発展の中でも、二人の代表弁護士は、ローファームが守るべき正道(正しい道)を口をそろえて強調した。チョン代表弁護士は"結局、法廷で依頼人の無念さを代弁し、微細なニュアンスを捉えて利害関係を調整することは、ただ人、すなわち法律専門家だけができる領域"とし、"大輪のリーガルテックは、弁護士の鋭い洞察を裏付け、法律サービスの本質的価値を極大化する精巧な道具となるだろう"と説明した。パク代表弁護士は"リーガルテックは法律市場の逆らえない巨大な波"とし、"最も進歩した技術をもとに、依頼人に最も精巧な法律ソリューションを提供する"と明らかにした。
イ・ドンオ記者 (canon35@mt.co.kr)
[記事全文を見る]
「拡張を超えて専門性を目標」…大輪、独自のリーガルテックで質的飛躍を導く (リンクへ)全分野 一目で見る
1/0
訪問相談予約受付
法律のお悩みがあれば、お近くの事務所で外国人が関わる訴訟専門弁護士にご相談ください