2026-07-03

ボイスフィッシング組織の現金回収役として活動し、10億ウォンを超える金を組織に渡した疑いで裁判にかけられた男性に、裁判所が懲役の実刑を言い渡した。
2日、法曹界によると、水原地裁安山支院は去る5月、通信詐欺被害還付法違反の疑いで起訴された男性Aさんに懲役5年を言い渡した。
Aさんは2024年、ボイスフィッシング組織の中間回収役として活動し、被害者Bさんら11人から14億ウォンをだまし取った疑いで裁判にかけられた。Aさんは知人から詐欺被害金額を渡してくれれば対価を支払うという提案を受けて加担したものと調査された。
裁判の過程でAさんは、ボイスフィッシング組織員と共謀した事実はなく、犯行に加担しているとは知らなかったと主張した。
しかし裁判所は、Aさんが犯行に加担していることを認識していたと判断した。Aさんがテレグラムを通じて組織から細かい業務指示を受けており、業務を行う際には知人が支給した飛ばし携帯を使用したためだ。
裁判所は、Aさんが犯行後には個人の携帯電話を初期化し、警察の取り調べを受けた場合にどう答えるか事前教育まで受けたと認めた。十数億ウォンに及ぶ巨額を渡しながら金の出所を調べようとする努力をせず、手数料だけを取った点も、Aさんの疑いを有罪と判断する根拠となった。
裁判部は「被害回復がほとんど行われておらず、被害者らが極度の苦痛を訴えており、厳罰が避けられない」と量刑理由を明らかにした。
Bさんを代理したイム・ダオン法務法人テリュン弁護士は「ボイスフィッシング回収役が単に『犯罪とは知らなかった』という主張だけをしたからといって未必の故意を否定できない。裁判部も飛ばし携帯の使用など不法資金であることを認識していたという客観的な状況と、多大な被害規模を総合的に考慮して実刑を言い渡したものとみられる」と述べた。
チョン・チョルク記者
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「犯罪とは知らなかった」と言いながら飛ばし携帯を使い携帯電話を初期化…裁判所、ボイスフィッシング現金回収役に懲役5年 (リンクへ)
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