2026-07-14

事故を起こした運転者「暗くて人だとは思わなかった」
裁判所「繁華街の路上に横たわっているとは予見できず…運行上の不注意もない」
繁華街の道路に倒れていた人を轢いて逃走したひき逃げ死亡事故の運転者に、裁判所が無罪を言い渡した。
13日、法曹界によると、水原地方法院は先月18日、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(逃走致死)の疑いで起訴された20代男性A氏に無罪を言い渡した。
A氏は2024年、龍仁のある道路を運転中、道路に横たわっていた被害者を車のタイヤで踏んで通り過ぎ、死亡に至らしめた後、措置を取らずに現場を離れた疑いを受けた。
A氏は容疑を否認した。事件当時は夜間であるうえ、違法駐車された車両が多く視界の確保が難しく、道路の真ん中に人が倒れているとは全く予見できなかったというのだ。これにより、車体が揺れた際には速度抑制帯など道路構造物を越えたものと考えただけで、人を轢いたという交通事故発生の事実自体を認識できなかったと主張した。
裁判所はA氏に容疑がないと判断した。裁判部は「被害者が倒れていた場所は相対的に暗く、被害者が暗い系統の服を着ていたため、走行中の車両内部からは人であることを識別しにくかっただろう」とし、「実際にドライブレコーダーの映像を見ても路面上の黒い物体程度にしか見えず、人だと認知するのは相当に難しく見える」と述べた。
続けて「繁華街の路上に人が横たわっているとあらかじめ予見して備えるべき注意義務を運転者に負わせることは難しい」とし、「被告人が速度超過をしたり車内の装置を不注意に操作したりするなど、運行に注意を払わなかったと見なせる事情もない」と付け加えた。
A氏を代理した法務法人 大輪のキム・ミンス弁護士は「逃走致死罪が成立するには、運転者の業務上の過失と事故発生の事実に対する認識が前提とならなければならない」とし、「夜間道路の視界制限、ドライブレコーダー映像など客観的な状況をもとに、運転者に事故を予見する注意義務がなく、ひき逃げに対する故意もなかったことを積極的に立証して無罪を導き出した」と明らかにした。
イ・ソヒョン記者 sunshine@kyeonggi.com
[記事全文を見る]
繁華街の道路に黒い服を着て横たわっていた歩行者…轢いて立ち去った運転者、結局「無罪」 (移動する)全分野 一目で見る
1/0
訪問相談予約受付
法律のお悩みがあれば、お近くの事務所で外国人が関わる訴訟専門弁護士にご相談ください